ブラック企業から期間工へ

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2023.3.18
『みらい』です。
今回は、ブラック企業から期間工へと転職した20代後半のBさんのお話です。
Bさんは大手飲食チェーンで働いていました。
その会社は大手とはいえ、いわゆるブラック企業だったといいます。
休憩もままならずに働き、サービス残業は当たり前。
Bさんは料理人として独立する目標があったためひたすらがんばりました。
しかし、休みも少なく、睡眠時間もままならなくなりどんどん疲弊していきました。
Bさんはこのままでは自分が壊れてしまうと思い退職しました。
次の働き先を探している時に大手自動車メーカーの「期間工」という働きかたがあることを知りました。
期間工は約3年という雇用期間の定めがあるもののお給料が高く、満了金というボーナスもでる、メーカーによっては入社祝い金もでる、福利厚生がしっかりしており、大型連休は最低でも9連休と長く、有給休暇もしっかりとれる。食事は割引がきき、メーカーによっては無料。がんばれば社員登用制度で正社員にもなれます。
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Bさんは本当にこんなにも高待遇な働きかたがあるのかと思ったそうです。
さっそく大手自動車メーカーに期間工として働き始めたBさんは驚きました。
休憩は確実にとれ、食事は無料、残業はなく、土日休み、Bさんが配属されたラインの作業は誰にでも簡単に楽にこなせる、いわゆる「当たり工程」。
飲食系のブラック企業での働きかたが当たり前となっていたBさんはカルチャーショックを受けました。
何よりも栄養のある食事を摂って、睡眠時間がしっかりと取れることが嬉しかったそうです。

それにより心身ともに回復していったBさんはがんばって働き、貯金をして、空いた時間で勉強をし、様々な資格をとり、期間工として約2年働いて満了していきました。
Bさんのようにブラック企業から自分自身が壊れてしまう前に抜け出し、期間工としてある一定期間働き、人生を立て直すという選択肢はありだなと思います。
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